2021年7月22日 1面
公明党は21日午前、東京都新宿区の党本部正面玄関前で山口那津男代表、石井啓一幹事長らを中心に、「第49回衆議院選挙対策本部」の看板掛けを行い、今秋までに実施される次期衆院選の必勝を期して「結束も固く前進しよう!」と誓い合った。
その後、党本部で開かれた中央幹事会で山口代表は、衆院議員の任期満了(10月21日)まで3カ月となったことを踏まえ、「選挙に臨む側として(自民、公明両党の)選挙協力も現場で進めながら、選挙への備えをしっかりと進めてまいりたい。私自身が先頭に立ち、勝利に向けて全力で頑張っていく決意だ」と力説した。
その上で、目標として候補を擁立する小選挙区9人の全員当選と比例区800万票の獲得をめざすと強調し、「党の総力を挙げ、団結して進んでいこうではないか。頑張ろう!」と力強く呼び掛けた。
衆院選に挑む公明党予定候補は、第8次公認時点で小選挙区9人、比例区26人の計35人。
公明党は今月8日、全国県代表懇談会を開き、コロナ禍での実施が見込まれる衆院選の目標達成に向け「容易なことではないが、それを突破、達成する道は必ずある」(山口代表)として、短期決戦と心得て決意新たに各地での取り組みを加速させている。
21日の中央幹事会で決定した党選挙対策本部の体制は次の通り。
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▽総合本部長 山口那津男
▽本部長 石井啓一
▽顧問 太田昭宏
▽副本部長 井上義久、北側一雄、斉藤鉄夫、石田祝稔、古屋範子、竹内譲、高木陽介、谷合正明、高鍋博之、吉本正史
▽事務局長 西田実仁
▽事務局次長 山口広治、金城裕司、三國俊夫、栗岡哲平、鶴岡義和