2020年12月2日 2面
公明党の山口那津男代表は1日、衆院第1議員会館で、新任のジャン・アダムズ駐日オーストラリア大使の表敬を受け、懇談した。谷合正明国際委員長(参院幹事長)、浜地雅一国際局長(衆院議員)が同席した。
山口代表は、アダムズ大使がこれまで環境問題などを専門としてきたことに言及。2050年までに温室効果ガス排出量の「実質ゼロ」をめざしている日本の方針を伝え、「気候変動対策では、互いに協力し合う分野がもっと広がる」と期待を示した。
アダムズ大使は、モリソン豪首相が11月に日豪首脳会談で訪日した時、水素エネルギーの実用化に取り組む日本企業の関係者と面会したことに触れ、「エネルギー転換を支える上で、水素が大きな役割を果たすと思うので、日本と協働したい」と述べた。