2020年9月16日 2面
公明党農林水産部会(部会長=谷合正明参院幹事長)は15日、衆院第1議員会館で、コメの需給安定に向けた取り組みについて、全国農業協同組合中央会(JA全中)と全国農業協同組合連合会、農水省から現状を聞き、意見を交わした。
席上、JA全中の馬場利彦専務理事らは、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、外食向けなどコメの需要が減少し、民間在庫量が増えている深刻な状況を説明。米価がコメの需給バランスや民間在庫量によって決まることから、主食用米から飼料用米など非主食用米への作付け転換が重要だとし、それを促すための支援の拡充を求めた。
谷合部会長は、需給安定に向け「取り組みを一層強化していきたい」と述べた。