2020年8月16日 2面
【埼玉】西田実仁参院会長(埼玉県本部代表)は、さいたま市内で開かれた街頭演説会に出席し、平和への誓いを訴えた。輿水恵一県副代表も参加した。
西田氏は、戦争遺構の保存や悲惨な歴史を後世に伝える重要性を強調し、「平和の尊さを語り継ぎ、平和な社会の実現に全力を尽くす」と力説した。
また、平和外交に触れ、「唯一の戦争被爆国である日本が、核保有国と非保有国の橋渡し役を担うべき」と強調。次回の核拡散防止条約(NPT)再検討会議に向け、公明党が核廃絶への対話を促す決意を述べた。
【岡山】谷合正明参院幹事長(岡山県本部代表)は、倉敷市のJR倉敷駅前で終戦記念日の街頭演説会に出席した。これには県議、市議が参加した。
谷合氏は「不戦の誓いを新たにし、戦争の悲惨さ、残酷さを後世に語り継いでいきたい」と強調。新型コロナウイルス感染症について、「一日も早い収束に向けて世界が結束する必要がある。戦争や災害、感染症のまん延などから誰一人取り残さないという国連のSDGs(持続可能な開発目標)の理念を掲げ、全力で取り組む」と訴えた。
【高知】石田祝稔政務調査会長は、高知市内で開かれた党高知県本部の街頭演説会で、核廃絶への日本の役割などを訴えた。
石田氏は、新型コロナ対策と経済活動の両立、治療薬とワクチンの開発などを全力で進めていると強調。一方、日本の周辺に核兵器保有国が存在する現状を踏まえ、「平和憲法を持つ日本として、核兵器廃絶にどう取り組んでいくかが重要だ。核保有国と非保有国の橋渡しができる国は日本だけだ」との考えを示し、非核三原則を基に取り組んでいく決意を語った。
【福岡】党福岡県本部(代表=浜地雅一衆院議員)は、福岡、北九州の両市で終戦記念日の街頭演説会を開催し、恒久平和への決意を訴えた。浜地県代表、下野六太参院議員、金城泰邦党市民活動局次長、地元議員が参加した。
福岡市中央区で浜地氏は「唯一の戦争被爆国として、核保有国と非保有国の橋渡し役になるよう、公明党が先頭に立つ」と強調。「対話の努力で核のない世界を築いていく」と語った。
金城氏は、二度と戦争を繰り返してはならないと力説し、「命を守ることが公明党の使命だ」と述べた。