2020年8月6日 1面
公明党の山口那津男代表は5日、広島市中区の平和記念公園内にある韓国人原爆犠牲者慰霊碑に献花し、祈りを捧げた。
駐広島大韓民国総領事館の金宣杓総領事、在日本大韓民国民団(民団)中央本部の呂健二団長のほか、公明党から斉藤鉄夫幹事長、谷合正明参院幹事長、山本博司参院議員、党広島県本部(代表=田川寿一県議)の議員が同行した。
この慰霊碑は、広島で被爆した朝鮮半島出身の犠牲者を追悼するため、1970年に建立され、99年に平和記念公園内に移設されたもの。この1年で亡くなった13人の被爆者を加えた2773人の死没者名簿が納められている。
献花後、山口代表は「原爆の被害に国境はない。全ての人が等しく、平和を誓い合い、二度と不幸な歴史が繰り返されないよう、共々に力を合わせていきたい」と語った。