2020年7月1日 1面
公明党の山口那津男代表は30日午後、衆院第1議員会館で、赤十字国際委員会(ICRC)のレジス・サビオ駐日代表と懇談した。谷合正明国際委員長(参院幹事長)、高橋光男参院議員が同席した。
サビオ氏は、公明党の国際人道支援への貢献に謝意を表明。山口代表は「今後も『人間の安全保障』を中心とした人道支援に力を入れていく」と力説した。
また、サビオ氏は、紛争地での人道支援について、「新型コロナウイルス感染拡大の脅威が、より難しい状況をつくり出している」と指摘。国際人道法に基づき、紛争地域で人々に寄り添いながら活動を続けるICRCに対し、日本の一層の支援を求めた。山口代表は「紛争地では中立的な国際機関が重要な役割を果たしている。それをバックアップするのが日本の役目だ」と強調した。