2020年1月22日 2面
CSF(豚コレラ)の感染拡大やASF(アフリカ豚コレラ)の国内侵入リスクの高まりを受け、公明党農林水産部会(部会長=谷合正明参院幹事長)は21日、参院議員会館で食品残さ飼料の安全確保策を巡り、全国食品リサイクル連合会、農水省と意見交換した。
農水省は、感染原因の一つと懸念される食品残さ飼料の加熱処理を従来より高温にするなど処理基準の強化を検討している。席上、同連合会の松岡力雄事務局長から、食品リサイクル業者が抱える負担増への不安を聞いた谷合部会長は、事業者に混乱を招かないよう「丁寧な説明や支援を徹底してほしい」と農水省に求めた。