2019年12月24日 1面
【ヤンゴン23日=光延康治】公明党の山口那津男代表は23日午前、ミャンマー・ヤンゴンで、国際協力機構(JICA)が支援する初等教育の教科書改訂事業を視察した。
党訪問団の谷合正明国際委員長(参院幹事長)、浮島智子衆院議員、魚住裕一郎前参院議員が同行した。
JICAミャンマー事務所の唐澤雅幸所長らは、新しい教科書の導入により、算数のテストの点数が上がったほか、子どもたちの学習意欲も高まっていると強調。「保護者などからも喜ばれており、日本の支援の意義は大きい」と話した。
山口代表らは、実際に教科書を作成している現場などを見て回り、関係者と意見交換。「子どもたちの未来のために頑張ってください」などと励まし、教育環境の整備促進を後押ししていく考えを示した。