2019年12月23日 1面
【マンダレー22日=光延康治】ミャンマー訪問中の公明党の山口那津男代表らは22日午前(日本時間午前)、ヤンゴンから空路でミャンマー北部の中心都市マンダレーに入った。
山口代表は同日午後、ミャッ・トゥー地域計画財務相らマンダレー地域政府の関係者と会談し、マンダレーの発展に向け、日本との交流促進を後押しする考えを表明した。党訪問団の谷合正明国際委員長(参院幹事長)、浮島智子衆院議員、魚住裕一郎前参院議員が同席した。
席上、山口代表は「マンダレーには歴史と文化を感じさせる風格があり、人々が活発な働きをしている」と指摘。その上で「日本の協力がミャンマーの人々の生活支援につながることに期待したい」と述べ、「インフラ整備を基本として日本との交流が、今後さらに盛んになるよう後押ししていく」と訴えた。
ミャッ・トゥー地域計画財務相は「マンダレー地域の発展には日本の支援が欠かせない。内容、質ともにミャンマーのことを考えて行っているプロジェクトばかりだ。引き続き協力をお願いしたい」と述べ、日本との交流促進に期待を寄せた。
これに先立ち山口代表らは、マンダレーヒルにある旧日本軍慰霊碑を訪れ、戦没者を追悼し、不戦の誓いを新たにした。