2019年12月21日 1面
公明党の山口那津男代表ら党ミャンマー訪問団はきょう21日午前、成田空港発の全日空機で出発する。26日までの日程。党訪問団は山口代表を団長に、谷合正明国際委員長(参院幹事長)、浮島智子政務調査会副会長(衆院議員)、魚住裕一郎顧問(前参院議員、日本ミャンマー協会理事)で構成。今回の訪問は、アウン・サン・スー・チー国家最高顧問兼外相らからの招聘によるもの。党としての公式訪問は初めて。
主要都市のヤンゴン市では、日本の政府開発援助(ODA)の実施状況や、経済特区として成功している「ティラワ経済特区」など各地を精力的に視察する。首都ネピドーなどでは政府要人との会談が行われる予定。両国の友好関係をさらに深める訪問となる。
山口代表は20日、国会内で記者団に対し、「ミャンマーはインドと東南アジア諸国連合(ASEAN)の間に位置する重要な国であり、日本とも長い友好関係がある。(現地の)実情を確認し、(要人会談では)率直に意見交換したい」と意気込みを語った。