2019年12月06日 2面
公明党の山口那津男代表は5日午前、東京都新宿区の党本部で記者団に対し、12月21日から26日の日程でミャンマーを訪問すると発表した。
党としての公式訪問は初めて。山口代表を団長に、浮島智子政務調査会副会長(衆院議員)、谷合正明国際委員長(参院議員)、魚住裕一郎党顧問(前参院議員、日本ミャンマー協会理事)が同行する。
今回のミャンマー訪問は昨年10月に訪日し、山口代表と会談したアウン・サン・スー・チー国家最高顧問兼外相らからの招聘を受けたもの。
首都ネピドーを訪れ、政府要人と会談を行うとともに、主要都市ヤンゴンなどでは、同国初の経済特区「ティラワ経済特区」や日本の政府開発援助(ODA)の状況、文化財などを視察し、両国の友好関係を深めていく。
今回のミャンマー訪問の目的について山口代表は、「東南アジア諸国連合(ASEAN)とインドをつなぐ重要な位置にあり、中国とも歴史的な関係があるミャンマーの親日的な特徴を踏まえ、日本との関係強化のために与党・公明党として訪問することを決断した」と語った。