2019年11月16日 2面
公明党の豚コレラ対策本部(本部長=谷合正明参院幹事長)と農林水産部会(部会長=同)は15日、衆院第2議員会館で合同会議を開き、CSF(豚コレラ)ワクチンの接種状況などについて農林水産省からヒアリングを行った。
農水省は富山、石川、福井、岐阜、愛知、三重の6県を皮切りに、ワクチンを接種した豚の出荷が順次可能になると報告。谷合本部長は「新たなステージに入った」とし、風評被害対策を強化するよう求めた。
また会議では、農水省が豚コレラの名称を「CSF」(クラシカル・スワイン・フィーバー)に、アフリカ豚コレラを「ASF」(アフリカン・スワイン・フィーバー)に変更したと報告。理由については「人の疫病であるコレラを想起させ、不安を招かないようにするため」と説明した。