2019年09月11日 1面
公明党の斉藤鉄夫幹事長は10日、党過疎地に関するプロジェクトチーム(PT)の山本博司座長、横山信一事務局長(いずれも参院議員)らと共に、島根県内各地で地域活性化や人口減少対策の取り組みを視察し、関係者と意見交換した。
一行は、都市部に住みつつ地方を応援する「関係人口」の拡大に向け、同県邑南町(石橋良治町長)が進める「おおなんDIY木の学校」を視察。これは、古民家再生の技能習得をめざす都市部の人らが集い、空き家再生などを地方創生につなげる取り組み。斉藤幹事長は、「過疎法の改正を見据え、関係人口の拡大で地域活性化につなげていきたい」と話していた。
一行は、県庁、江津市も訪れ、丸山達也知事、山下修市長らと意見を交わした。
これに先立って、同PTと谷合正明参院議員らは9日、岡山県久米南町を訪れ、移住者支援などの取り組みを調査。木質バイオマス発電の取り組みで先進的な同県真庭市も視察した。