谷合正明農林水産副大臣(公明党)は18日、三重県の尾鷲・熊野両市で水産物
の養殖や輸出の取り組みを視察した。これには公明党の中川康洋・同県代表(前衆
院議員)、地元市議が同行した。
このうち、尾鷲市で谷合氏らは尾鷲物産株式会社を訪問。同社は養殖ブリなどの
輸出拡大が評価され、昨年、第1回「輸出に取り組む優良事業者表彰」で農水大臣
賞を受けている。
一行は、顧客のニーズに合わせて鮮魚を部位別に加工するなどの特長的な技術に
ついて、同社の小野博行代表取締役社長らから話を聞き、活発に意見を交換した。
また、同市で行われている「漁師塾」や熊野市の水産物卸売市場なども訪問した
。
視察を終えた、谷合氏は「水産業が成長産業として世界で活躍できるように、就
業人口の高齢化などの課題解決を応援していく」と力強く語っていた。
(公明新聞:2018年1月19日(金)付より転載)