谷合正明農林水産副大臣(公明党)はこのほど、広島市安佐南区の川内地区を訪
れ、特産品「広島菜」の生産などに携わる若手農業者の会「川内若農家の会」のメ
ンバーと懇談した。これには公明党の碓氷芳雄市議が同行した。
広島菜は川内地区が最大の栽培地で、主に漬物として流通している。芳醇な風味
と程よい歯ごたえから、九州の高菜や信州の野沢菜とともに“日本三大菜漬”と呼
ばれる。
谷合副大臣らは川内若農家の会メンバーと共に上村隆介さんの広島菜畑を視察。
メンバーは「長雨の影響で2017年は3割の収穫減になった」「後継者づくりが
難しい」などの課題を指摘した。その一方で、販売促進への戦略も紹介し「川内の
農業が盛り上がったと報告できるよう頑張りたい」と意気込みを語った。
谷合副大臣は「都市近郊で伝統の味を守るため若い力が奮闘している。応援した
い」と話していた。
(公明新聞:2018年1月10日(水)付より転載)