谷合正明農林水産副大臣(公明党)は7日、愛媛県八幡浜市で、国営かんがい排
水事業の南予用水や果樹農家のかんがい施設を視察した。公明党の山本博司参院議
員、笹岡博之、木村誉の両県議、地元の市議が同行した。
南予用水は、ミカンなどかんきつ類の栽培が盛んな県南西部に位置する3市1町
にまたがる果樹園(約7200ヘクタール)に農業用水を提供している。
大城一郎八幡浜市長らは、同用水の運用から約30年が経過し、老朽化による漏
水やコンクリート構造物のひび割れが発生している状況などを説明。その上で、2
014年度から行われている国の国営施設機能保全事業の継続的な実施を求めた。
谷合氏は、「果樹栽培にとって、なくてはならないライフラインであり、農家を
守るためにしっかり支援したい」と答えた。
(公明新聞:2018年1月8日(月)付より転載)