谷合正明参院議員が広島でシリア難民支援の取り組みを視察した模様が公明新聞に掲載されましたので、以下転載致します。
復興担う人材に教育を
シリア難民支援 研修中の留学生激励
広島で谷合、岡本氏
公明党難民政策プロジェクトチーム(PT)の谷合正明事務局長(参院議員)と岡本三成事務局次長(衆院議員)は11日、広島県東広島市の独立行政法人「国際協力機構(JICA)」中国国際センターを訪れ、シリア難民の若者を留学生として受け入れる「シリア平和への架け橋・人材育成プログラム」の実施状況を視察した。
プログラムは、内戦が長期化する同国の復興を担う人材育成が狙い。5年間で22〜39歳の大学院生150人を受け入れ、100人をJICAが担当する予定。
初年度の今回は留学生19人が来日。8月21日から、同センターでプログラムがスタートし、現在、日本語研修が大詰めを迎えている。今月19日からは、地元・広島大のほか関西学院大、東京農業大、立命館アジア太平洋大、慶応大、創価大など11大学で学び始める。
留学生との懇談で、谷合氏は「2年前にシリア難民キャンプを訪れ、教育こそ平和貢献への近道と実感し、受け入れ事業を推進した」と表明。岡本氏は「シリア復興時のリーダーとなる皆さんに、将来は日本との懸け橋として活躍してほしい」と激励した。留学生らは「教育に着目した支援は日本が初めて。人間関係の構築や知識の獲得に力点が置かれている」「将来は教員になり、日本で学んだことを母国の子どもたちに伝えたい」と述べていた。
(公明新聞:2017年9月12日(火)付より転載)