「人間の安全保障」を確立
党SDGs推進委 関係団体と密接に連携
(写真:谷合事務所撮影)
公明党のSDGs(持続可能な開発目標)推進委員会(谷合正明座長=参院議員)と外交部会(浜田昌良部会長=同)は24日、参院議員会館で、政府の推進本部が取りまとめた「SDGs実施指針」(骨子)について、NPOや民間セクター(部門)、国連機関など17団体から意見を聴取した。
これには、山口那津男代表も出席した。
SDGsは、2015年9月の国連サミットで採択された、貧困の撲滅や資源の保全など持続可能な世界の実現をめざす30年までの国際目標。
席上、山口代表は、SDGsにテロや貧困、飢餓などの脅威から人々を解放する「人間の安全保障」の理念が盛り込まれていることを踏まえ、「SDGsを教育に取り込み、未来を担う世代に根付かせたい」と語った。
参加した団体は、SDGsの具体的な施策のうち、子どもの貧困対策や女性の活躍推進などで公明党の協力を要望。さらに、政府会議への知事や市町村長の参加、SDGsに取り組む民間企業への支援の必要性などを指摘する声が上がった。
谷合座長は、関係団体と密接に連携してSDGsを推進していくと述べた。
(公明新聞:2016年10月25日(火)付より転載)