世界難民の日(6月20日)を迎えました。人道支援の最前線を歩く中、「難民、貧困、戦争の根本原因をなくす仕事がしたい」と政治の道を志してから12年。
難民問題にしても、若者の生きづらさの問題にしても、共通しているのは、希望や尊厳を失うことの深刻さです。難民にとって一番つらいことは、「誰にも知られない、必要とされていない、忘れられていく」ことだと、繰り返し訴えてきましたが、青年政策でも忘れてならないのは、人間として必要とされる存在になるための機会をつくることです。
“人道の国”とは、国際社会へ貢献する人道の大国ということだけでなく、光が当たらないような国内の足元の課題にも取り組む人道の国を意味しています。難民問題だけでなく、国内の未来ある若者を取り巻く課題に、政治家として、光を当てなければならないと、一貫して取り組んできたのもそのためです。
「誰も置き去りにしない」の言葉に込められた理念を、人道の国・日本の政策づくりに反映し、これからも、人々の苦悩に寄り添いながら、一人の人間の幸福に光を当てる政治、「人間の尊厳」を守る政治を実現してまいります。
いよいよ明日、公示日を迎えます。「平和をつくる、人間を守る。」そして、「若者の明日をつくる、子どもの未来を守る」ために、これからも全力で頑張ります。
(谷あい)