谷合正明参院議員に関する実績等が、このたび公明新聞に掲載されましたので、転載します。
谷あい正明(参院議員(参院選予定候補=比例区))の活動と実績
よくわかる解説シリーズ <4>=完
『世界で活躍する国際派』
『紛争地域や被災地の支援など51カ国・地域で活動』
谷あい氏がこれまで訪れた渡航先は、51カ国・地域【地図参照】。国連英検A級の実力を持ち、世界を舞台に難民救済や復興支援に活躍してきた国際派の政治家です。
大学生の時にインド、ネパールのほか、韓国、中国、タイ、タンザニアなどを訪問。国際医療ボランティア団体「アムダ」では、難民支援の現地責任者としてアフリカのアンゴラや、パキスタンのアフガニスタン難民キャンプなどの紛争地域で、現地政府との交渉や物資調達に従事しました。
2004年に参院議員になってからも、インドネシア・スマトラ沖地震発生時に、日本の国会議員として初めて被災地を視察。内戦終結後のアフリカのスーダン南部には、日本のPKOが派遣される前に現地調査を行うなど、国会議員随一の行動力を発揮しました。
『難民支援』
『現地調査もとに国際貢献を推進。関連予算も増額に』
紛争などによって避難を余儀なくされている難民の支援は、国際的な課題です。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)が発表した2014年末時点の統計によると、世界の難民や国内避難民などを合わせた数は戦後最多の約5950万人【グラフ参照】。特に、中東のシリアから国外に出た難民は約388万人で、四国地方の全人口(約384万人)を上回っています。
公明党難民政策プロジェクトチームの事務局長を務める谷あい氏は、昨年9月に中東を訪問し、ヨルダン最大のシリア難民キャンプを調査。同年12月には外務大臣に対して、難民受け入れ国の教育施設や病院の整備に関わる政府開発援助(ODA)予算の増額を要望するなど、難民支援の強化を推進してきました。
こうした要望を受けて政府は、15年度補正予算で難民問題対策を含む人道支援に1203億円を計上。16年度予算では、前年度比104億円増となる4342億円のODA予算を盛り込みました。谷あい氏の奮闘で、平和・安定化に向けた日本の国際貢献が前進しています。
『人間の安全保障』
『公明党の根本理念を胸に平和つくる行動を続ける』
世界の51カ国・地域で難民支援などに全力で取り組んできた谷あい氏の活動は、平和の党である公明党の「人間の安全保障」という根本理念に貫かれています。世界には戦争がなくても、貧困や飢餓、紛争、環境破壊、感染症などで安全を脅かされている人々がいます。「人間の安全保障」とは、国家の安全ではなく、あくまで一人の人間の安全に焦点を当てて、それを阻んでいる要因を取り除いていく考え方です。
昨年9月に国連総会で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の文書には、「人間中心」「誰一人取り残されない」など、この「人間の安全保障」の理念が文言として初めて明記されました。先進国を含むすべての国が、この実現に最大限の努力をしなければなりません。 「難民にとって一番つらいのは、食料や医療が行き届かないことではなく、希望や尊厳を失うこと。誰にも知られず、必要とされずに、忘れられていくことです」と語る谷あい氏は、世界の「悲惨」を人ごとではなく、わが事として捉え、平和をつくるための行動を全力で続けています。
(公明新聞:2016年4月10日(日)付より転載)