谷合正明参院議員が同席した会談の模様が、このたび公明新聞に掲載されましたので、転載します。
日本のPKOに期待
山口代表 国連事務次長と会談
公明党の山口那津男代表は16日、衆院第1議員会館で、国連平和維持活動(PKO)への日本の参加と国際貢献をめぐり、来日中のエルベ・ラドスース国連事務次長(PKO担当)と会談した。党国際局次長の谷合正明参院議員と、岡本三成衆院議員が同席した。
冒頭、山口代表は、ラドスース氏の母国・フランスで起きた連続テロ事件に対してお見舞いの言葉を述べるとともに、「いかなる理由でもテロは絶対に許されない。異なる文化や思想が共存できる社会を共に築きたい」と語った。ラドスース氏は「公明党の人道尊重の価値観は国連も共有している」と応じた。
一方、ラドスース氏は、自衛隊のPKOについて「高く評価している」と強調。「日本の優れた技術力を生かした協力が強化されることを願う」と期待を表明した。また、日本の地雷除去支援についても「目を見張るものがある」と述べた。
山口代表は「(自衛隊がPKOに参加した)この20年余のいろいろな変化にどう対応するかが今後の運用の課題だ」と指摘した上で、「日本の自衛隊の能力を最も生かせる活動で貢献することが大切」と語った。
(公明新聞:2015年1月17日(土)付より転載)