谷合正明参院議員が7月25日に薬物問題対策の現場を訪れた模様が、このほど公明新聞に掲載されましたので記事を転載します。
危険ドラッグ撲滅へ
党PTなど 対策現場の声聞く
危険ドラッグのまん延を受け公明党の厚生労働部会(古屋範子部会長=衆院議員)と薬物問題対策プロジェクトチーム(PT、谷合正明座長=参院議員)は25日、厚労省関東信越厚生局麻薬取締部(東京都千代田区)と、薬物依存からの回復を支援するNPO法人「東京ダルク」(荒川区)を訪れ、意見交換した。
麻薬取締部の瀬戸晴海部長は、取り締まりを強化しても規制の網をすり抜けた新種の危険ドラッグが作られている現状を説明。「薬物の検査機器や人員の増強も重要だが、根本的な解決には薬物乱用防止の啓発活動が必要」と指摘した。
一方、東京ダルクの森田邦雅氏らは、危険ドラッグに関する相談件数が増加していることを紹介。「急性中毒者が多く、覚せい剤より危険との声もある」と話した。視察後、谷合座長は「問題が多岐にわたっているので、関係省庁の連携を呼び掛けていく」とした。
(公明新聞:2014年7月26日(土)付より転載)