谷合正明参院議員は1月10日、母校の京都大学で難民支援に関する講演を行いました。以下、公明新聞記事を転載します。
(岡山事務所)
母校・京都大で講義する谷合氏=10日 京都市
公明党の谷合正明参院議員(党難民政策プロジェクトチーム事務局長)は10日、母校の京都大学で、森純一教授の授業の特別講師として招かれ、「難民支援の現場から」とのテーマで講演した。
森教授の授業は、世界的視野を持った国際人の育成を目的としたもので、毎回、世界の実情に精通した講師を招き、講義を行っている。
谷合氏は、国際医療ボランティア団体の職員時代から取り組んでいる難民支援について説明。その上で「世界中には祖国に戻ることも避難先の国に定住することもできず、行き場を失った人々が数多くいる。各国による人道競争の時代を構築すべく、日本らしさを生かし、教育分野などでの支援が重要」と述べる一方、「日本は試験的に難民を受け入れているが、その体制の強化が課題となっている」と語った。
最後に谷合氏は「これからは多様性を生かし、共存する社会を築かなければならない。積極的に海外に出て経験を積んでほしい」と、京大生に求めた。
(公明新聞:2013年1月11日付より転載)