谷合正明参院議員は6月18日、福島県南相馬市を訪れ、原発事故で避難を余儀なくされた高校生が高校に通うために親元を離れて生活する学生寮の関係者と懇談しました。
以下、公明新聞の記事を転載します。
(岡山事務所)
寮内を視察する(左から)荒木、谷合の両氏と甚野議員=18日 福島・南相馬市
荒木、谷合氏ら
寮運営の実情を調査
福島・南相馬市
公明党の荒木清寛、谷合正明の両参院議員は18日、福島県南相馬市を訪れ、親元を離れ市内の高校に通う高校生が生活する学生寮の関係者と懇談した。甚野源次郎県代表(県議)が同行した。
一行は南相馬市などで支援活動を続けているNGO災害復興協働隊の小柏雅市代表幹事の案内で同県立の小高工業高校、原町高校などに通う男子高校生35人が暮らす「にしき寮」を訪問。入寮者は、原発事故の影響で避難を余儀なくされた浪江町や楢葉町に自宅がある生徒たち。保護者が会津若松市などの遠隔地に避難する中、転校を希望しない生徒が共同生活している。
同寮は、自動車教習所の建物を活用し、保護者の負担と県の補助で運営しているが、改修費用などがかさみ、厳しい経営が続いている。施設を運営する森洋子さんは、「地域の未来を担う子どもたちを守るため、県や国の支援を」と訴えた。
荒木氏は「子どもたちが伸び伸びと学び、育つ環境整備に全力を挙げる」と答えた。
(公明新聞:2012年6月19日付より転載)