谷合正明参院議員は3月26日、参議院東日本大震災復興特別委員会で、障がい者の避難支援などについて質問を行いました。以下、公明新聞記事を転載します。
(岡山事務所)
質問する谷合氏=26日
参院復興特委参院特委で谷合氏
障がい者の避難支援で
26日の参院東日本大震災復興特別委員会で公明党の谷合正明氏は、災害発生に備えた障がい者に対する避難支援について政府の見解をただした。
谷合氏は、今回の震災で障がい者団体が支援や被害の実態把握のために個人情報の名簿の公開を求めた際に、情報を公開する自治体が少なかった事例を紹介。「緊急時に自治体が情報を開示できる体制づくりが必要」と訴え、被災者の立場に立った要援護者の避難支援ガイドライン(指針)の見直しを求めた。
後藤斎内閣府副大臣は、障がい者に対する支援の円滑化に向け、「防災目的であれば自主防災組織などに名簿を渡せるよう、市町村の条例の制定、改正を後押ししていきたい」と答えた。
また谷合氏は、各自治体が進める避難支援ガイドラインに基づく計画策定の進ちょく状況に触れ、「計画を立てるだけでは実効性ある避難のあり方になるとは限らない」とし、国の支援のあり方を追及した。
(公明新聞:2012年3月27日付より転載)