【No.107 2011年12月28日】
《 全国若者雇用実態調査について 》
皆さん、こんにちは。谷合正明です。今年も残すところ、あとわずかとなりました。今日が仕事納めのところも多いかと思います。
先日、党青年委員会で全国若者雇用実態調査の結果と政策提言を発表しました。
調査は10月からの約1ヵ月間、東北被災3県を除く、全国で実施。大学生1073人、中小企業1148社、職業訓練の参加者561人の方々に協力を頂きました。
政策提言の「若年雇用問題をめぐる3つのミスマッチの打開」については、こちらを参照ください。
→【政策提言】若年雇用問題をめぐる「3つのミスマッチ」を打開
3つのミスマッチとは、学生と中小企業、職業訓練と訓練生、そして中小企業と職業訓練の連携の問題です。
例えば、就職情報をどこで得ているかの設問では、学生は就活情報サイトであるリクナビ、マイナビと答えたのが圧倒的でした。
ところが、中小企業はハローワークに求人を出すのが過半であり、情報のミスマッチは顕著でした。
他にも、東京大田区の自動車部品の町工場では、研磨技術者のニーズが高いのにもかかわらず、職業訓練学校ではそのコースがない。
研磨作業は危険というのが理由らしいですが、中小企業と職業訓練のミスマッチを実感しました。
今回の調査を通じて、私自身「調査を行う」「現場に足を運ぶ」ことの重要性を再認識いたしました。
「調査」、「提言」、「実現」を国と地方の双方で出来る政党は、「フットワーク」、「チームワーク」、「ネットワーク」のある公明党だけだと確信します。
来年の通常国会では、青年委員長として、早速、こうした生の声をぶつけ、各県青年局議員とも連携し、政策実現を図ってまいります。
今年1年大変お世話になりました。ありがとうございました。
(谷あい)