谷合正明青年委員長は12月16日、東京・大田区で若者雇用の促進について現地調査を行いました。以下、公明新聞記事を転載します。
(岡山事務所)
工場内で金属の加工作業を視察する谷合委員長(手前右から2人目)ら=16日 東京・大田区
若者雇用の促進へ
都内の中小企業を視察
党青年委員会
公明党青年委員会の谷合正明委員長(参院議員)は16日、若者を積極的に採用している東京都大田区のダイヤ精機株式会社(諏訪貴子代表取締役)を訪れ、諏訪代表取締役から同社の取り組みなどについて説明を受けた。これには石川博崇、竹谷とし子、秋野公造の各参院議員、遠藤守都議が参加した。
同社は精密金属やゲージ、治工具、型部品などの加工を行うメーカー。諏訪代表取締役は、就任当初から人材確保・育成の取り組みを開始。社内でプロジェクトチームを発足し、募集枠を経験者のみから未経験者にも広げたほか、若年者を試行的に雇い入れるトライアル雇用制度の活用、インターンシップ(学生の就業体験)の受け入れなどを積極的に行ってきたことを紹介した。
また人材育成として、入社1カ月目の社員に、仕事以外の全般的なことをアドバイスする若手生活相談係をつけているほか、諏訪代表取締役自らが若手社員と交換日記を行っていることなどを述べ、「離職率を低下させるためには、若者自身が、自分が必要とされていると実感できることが大事」と語った。
谷合委員長ら一行は、工場内で円筒研削加工など精密金属の加工作業を視察。その後の意見交換では「中小企業の社員は技能検定が受けづらい」「総合相談窓口をつくってほしい」などの要望が出された。
視察後、谷合委員長は「若手社員の目線に立った改革を行っているところに感銘を受けた。ここでの取り組みを成功事例の一つとして、広く周知していきたい」と語った。
(公明新聞:2011年12月17日付より転載)