【No.101 2011年9月14日】
《 会期4日間は短い! 》
台風12号により犠牲になられた方々のご冥福をお祈りいたします。また被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
私も被災地の一つである倉敷市立郷内小学校を視察してきましたが、被災地の復旧、安全確保に向け全力を尽くしてまいります。
昨日、第172回国会が開会しました。そして明後日、国会は閉じようとしています。
4日間という短い国会会期に公明党は反対です。
4日間では予算委員会はじめ十分な議論をすることができない。その上、3次補正予算の提出も10月下旬との声も聞きます。これではあまりに遅い。
昨日の所信表明演説では「ねじれ国会の制約は、議論を通じて合意を目指すという、立法府が本来あるべき姿に立ち返る好機でもあります」とありましたが、言っていることとやっていることが違います。
信じがたいことに、会期4日間は、野田新総理の意向でもあります。会期が短いことで批判が起きることは必至だったわけですが、それでも早く国会を閉じた方がましだと判断したのでしょう。
先週末、中小企業を回っていると、前政権との比較もあり、新政権に対する期待は確かにあると感じましたが、国民の声に耳を澄ますのであれば、正々堂々、国会議論に臨めといいたい。
公明党はすでに今後の予算に盛り込むべき復興政策や経済対策を提言しています。新政権は、国会審議があっての、3党協議であることを肝に銘じなければなりません。
この国会から私は消費者特別委員長を退任し、国土交通委員会理事、東日本大震災復興特別委員会理事、行政監視委員会委員と、国会対策副委員長を務めることになりました。
全力で取り組んでいく覚悟です。
(谷あい)