谷合正明参院議員は7月26日、参院内閣委員会で成年後見制度と選挙権喪失の問題について質問を行いました。以下、公明新聞の記事を転載します。
(岡山事務所)
成年後見制度
利用者の選挙権喪失見直せ
【写真:東京事務所撮影】
26日の参院内閣委員会で公明党の谷合正明氏は、成年後見制度と選挙権喪失の問題などについて、政府の見解を求めた。
同制度は知的障がいなどで判断能力が不十分な人を保護するためのものだが、制度を利用すると、公職選挙法の規定で選挙権が失われるため、各地で選挙権の確認を求める訴訟が提起されている。
谷合氏が「選挙権を奪う公選法の規定がおかしい」と訴えたのに対し、枝野幸男官房長官は「人権と制度の合理性、整合性への努力はしたい」と述べるにとどまった。
(公明新聞:2011年7月27日付より転載)