【No.97 2011年7月24日】
《 国の責任と役割を明確に - がれき処理法案 》
皆さん、こんにちは。谷合正明です。
少し時間が過ぎましたが、なでしこジャパンの優勝本当におめでとうございます!優勝メンバー2人が岡山の湯郷ベル所属の選手ということもあり、うれしさが倍増です。
先週に引き続き、今日から岩手県釜石市、大槌町、山田町そして宮古市を訪れます。4か月ぶりに同被災地を訪れた感想は二つ。
ひとつは感動したこと。それは被災地の中に、プレハブの仮設コンビニが開設されはじめたこと、ホテルなど商業施設が再開しはじめた姿です。新しい息吹を感じました。
もうひとつは苛立ったこと。それはいまだにがれきや全壊した家屋の処理が手つかずのままになっていたことです。
東北3県のがれきの推計量は約2200万トンでこのうち仮置き場に移動できた量は、全体のわずか3分の1程度。今まで、がれき除去に関する国の責任や関与が不十分でした。
公明党は他の野党と共同でがれき処理法案を7月1日に提出。市町村の仕事であるがれき処理を国が代行できるようにし、費用の全てを国が補助するようにいたしました。
迅速ながれき除去と自治体の負担軽減が可能となりますが、野党案を一部取り込む形で、政府法案が7月8日に提出されました。
がれき処理だけでなく、セシウム汚染牛、特定避難勧奨地点、仮設住宅設置の対応など、菅政権は後手後手にまわっています。
日々刻々と現地のニーズは変化しています。火曜日には内閣委員会の質問に立ちますので、今日の視察を踏まえ政府の対応をただしてまいります。
(谷あい)
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