【No.89 2011年5月14日】
《 震災に対するアジアの反応 》
皆さん こんにちは。谷合正明です。
先週、マレーシアから帰国し、翌日から国会質疑をしています。
今、党の生活再建支援チーム座長として、来週にも発表する党復興ビジョンの案を取りまとめており、明日も宮城県の被災地にまいります。
マレーシアで開催されたアジア政党国際会議ですが、20カ国以上から40以上の政党の代表が集まって、自然災害と環境問題をテーマにして、それぞれが基調スピーチをしました。
私からは、災害対応では、自助、共助、公助が必要であること、特に共助ではコミュニティを活かしていくことの重要性を訴え、ネパールの代表からも参考になったとの言葉をもらいました。
アゼルバイジャン、インドネシア、韓国はじめ各国からのスピーチでは、日本へのお見舞いと激励が相次ぎ、本当に涙が出る思いでした。
ベトナムやマレーシアの代表は、技術先進国日本で原発事故が起きたことに対する驚きが強く、今後の対応には注目が集まっていることを実感しました。
会合では、災害は国境を超えた影響をもたらすことが再認識され、防災に関する国際的な情報共有の必要性が確認されました。
今後の国会ですが、公明党の提案により衆参両院に、東日本大震災に関する特別委員会が設置される運びになりました。
その意味は、立法府が行政府に対して、原発事故対応、被災者支援について、厳しくチェックしていくとともに、政策提言をできるようにしたことです。
(谷あい)
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