【No.83 2011年4月8日】
《 支え合う社会へ 公明党は防災・医療に全力(広島版) 》
皆さん、こんにちは。谷合正明です。
5日(火)、公明党は、東日本大震災の被災地の生の声を踏まえ、山口代表から菅直人首相に2回目の緊急提言をいたしました。(→ http://www.komei.or.jp/ )
山口代表はその前日、広島で訴えました。戦後の広島の復興の経験に触れながら、国の組織がバラバラに復興に取り組むのではなく、「復興庁」(仮称)を中心に取り組むべきと。
さらに広島でのドクターヘリの導入など、地域の防災の重要性も強調されました。私も米子や広島、岡山、宇部と回るなか、地域の取組みを紹介しています。
そこで今号は、公明党が推進してきた防災や医療の実績と取組み(広島版)を紹介します。
●ドクターヘリの導入が決定。2013年度中に運航開始
安芸灘地震を経験した広島県。従来、広島では、消防・防災ヘリが災害時の救急医療を担ってきたが、専門医師や看護師が搭乗し、救急患者を応急処置しながら運ぶ「ドクターヘリ」で、より効果的、強力な救急医療の態勢が整うことに。
●広島市北部地域に「夜間急病センター」が開設
地元の市民病院に患者が集中し、重症患者を受け入れられないなどの問題を解消するために、地元医師会の医師が協力し、市が運営することに。同センターは3月22日に開設。
●太田川の排水ポンプの能力が向上
昨年7月14日、広島市安佐南区の長束地区と安佐北区の口田地区では、大雨で太田川の水位が上がり、約500世帯で浸水被害が発生。国と県などは雨水を川に排水するポンプを増設し、排水能力を2~3倍に高める対策をまとめた。
●学校耐震化工事の前倒し
広島県の湯崎知事は3月15日の記者会見で、東日本大震災を受け、県立学校施設の耐震化工事の前倒しを担当部署に指示したことを明らかにした。
県立高校と特別支援学校の校舎や体育館の耐震化率は昨年4月時点で56.3%。これを2014年4月に65.5%へ引き上げる計画だったが、さらに促進することになった。
(谷あい)