谷合正明参院議員は12月1日、雨水利用及び雨水貯留浸透施設の推進に関するプロジェクトチーム・国土交通・内閣部会・地球温暖化対策本部合同会議に出席しました。以下、公明新聞の記事を転載します。
(東京事務所)
「雨水建築」が必要
党合同会議で建築家・神谷氏が講演
神谷氏(右端)から話を聞く党合同会議=1日 参院議員会館
公明党の「雨水利用及び雨水貯留浸透施設の推進に関するプロジェクトチーム」(PT、加藤修一座長=参院議員)、国土交通部会(長沢広明部会長=同)、内閣部会(高木美智代部会長=衆院議員)、地球温暖化対策本部(加藤本部長)は1日、参院議員会館で合同会議を開き、建築家の神谷博氏が「日本建築学会における雨水基準づくり」と題し講演した。
神谷氏は、豪雨が頻発する中、「土木だけでは(治水に)対応できなくなっている」と指摘。渇水対策とも併せて、建築を起点に雨水を循環させる「雨水建築」の必要性を強調した。その上で、今後の課題として産学官の連携を挙げ、「一つの基準があれば動きやすい」と述べた。
加藤座長は、雨水利用について、「国の政策で明確な位置付けがなされていない」と述べ、利用推進に向けた法整備が必要との考えを示した。
(公明新聞:2010年12月2日より転載)
「雨水建築」が必要