昨日、恵泉女学園大学(東京都多摩市)の3年生を対象にした就職ガイダンスに行ってまいりました。
150人程の学生の前で、私自身のハローワークに通った就職体験談、NGO勤務の様子、政治家として取り組んでいる学生就職支援の話をしました。
就職活動に悩む若者をサポートする「地域魅力発見バスツアー」の多田事務局長の配慮で、ガイダンスや質疑の時間もいただきました。
とにかく就職に不安を感じている、就職にお金がかかることを心配していることがよく分かりました。
また、自分が何を目指したいのかはっきり定まらないまま、就職戦線に突入している学生がいることも分かりました。
その後、大学のキャリアセンター就職進路室の安楽岡室長とも懇談。
室長からは、大きな成功体験や失敗体験がないまま大学に来る学生が増えてきたが、今、いきなり試練にあっている様子を聞きました。
そんな中、真剣に就職ガイダンスを受ける学生や、さらに地域魅力発見バスツアーなどに積極的に参加する学生も増えてきたとのこと。
さらに、バスツアーに参加した女子大生とも懇談いたしました。
日本の企業の99%を占める中小企業の情報が、学生にはまったく伝わっていないことや、卒業後のフォローの難しさなどの課題が浮き彫りになりました。
パソコンに向かうだけの就職活動はせず、キャリアセンターなど様々な人のサポートを活かして就活してほしいと思います。
(谷あい)
就職ガイダンスで講義 ― 恵泉女学園大学