水曜日の夜、党学生局長として、二部(夜間)学生の皆さん30人と就職問題について懇談会をもった。
平成20年5月1日の学校基本調査によると、二部に通う学生総数は6万2296人。2部を持つ大学総数は105校。
懇談会ではほとんどの学生が就職に不安を抱えていることが分かった。また、就職活動に必要な経費も大変な負担であることも分かった。奨学金だけでは足りず、バイトや仕事をしながら学費をねん出する学生が多いのが二部の学生。
2月度の若年失業率が発表され、1月に比べ大幅に悪化した。内定取り消し問題や学生向けの雇用対策ではどうしても昼間に通う大学生の視点で捉えがちであるが、二部学生の視点を持つことも必要である。
翌朝、経団連と経済産業省との間で、経済対策について会合があった。私からは、経団連に若年雇用維持への努力を求め、とりわけ二部学生がハンデを背負っていることを訴えた。
夕方には、河村官房長官と舛添厚生労働大臣に、党PTとして、学生内定取り消し問題について緊急の申し入れをおこなった。もちろん前日の二部学生との懇談の話もした。
今後とも学生や若年の雇用問題に全力で取り組んでまいります。
(谷あい)
二部学生と就職活動について懇談する