朝、羽田から南紀白浜空港へ飛び、和歌山県御坊市へ向かう。関西電力の火力発電所と隣接する新エネルギーパークを視察。写真は火力発電所内に入るところ。ここでは原油と重油を火力にしている。
メタンハイドレードと呼ばれる「燃える氷」。マイナス200度近い。メタンガスがシャーベット状になったものが、和歌山県、高知県、宮崎県などの太平洋沿岸部の海底に埋蔵されている。日本で1年間に消費する天然ガスの100年分が日本の近海に眠っていると言われる。展示場にあるのは、三井造船が人工的につくったメタンハイドレード。
そのほか、太陽光発電などの新エネルギーを視察した。食糧安全保障とともにエネルギー安全保障は、国の要であることを今回の視察で改めて痛感した。
また、養鶏場の機械システムを生産するヨシダエルシスさんの工場も見学させていただいた。本年、「元気なものづくり中小企業300社」に選ばれた素晴らしい企業だ。一番大規模な機械は、岡山県笠岡の養鶏場に卸していることを聞きびっくり。卵は物価の優等生とよく言われるが、コストダウンを図る上で、こうした機械の存在は大きいと実感。
(谷あい)
和歌山県御坊市へ