13日の日曜日に福山市の走島漁協を訪れ、燃油高騰について実情をお伺いした。
走島は福山市の鞆の浦から15分ほど離れたところに位置する島。
鞆の浦の漁港。ここは朝鮮通信使の往来にも使われた歴史ある港だ。
こうした細い路地裏が鞆の浦の特徴。
今回は漁船を出してもらって島を往復した。
話を伺ってびっくりしたが、1往復するだけでかなりの重油を消費する。
燃費のよい漁船を整備していく必要性を痛感したが、まずは目の前の燃油急騰に対して緊急措置を講ずるべきだ。8年前はリッター40円台。今はリッター124円。8年前の水準を基準にして価格補てんは到底出来ないと思うが、政府には一斉休漁にこたえる対応をしてもらいたい。
しかし、繰り返すが、緊急措置と同時に、漁船の低燃費化、流通の効率化、そして漁協改革を徹底的に推進していかないといけない。
地元の市議、県議の皆さんと共に島に乗り込んで、走島漁協の皆さんと意見交換。
はじめは、「何しに来た!」「何をしてくれるんじゃ」と一触即発の雰囲気。
しかし、最後は親密に。
この島に来て話を聞きにきた政党は公明党しかないと。
(谷あい)
燃油高騰対策-福山市走島漁協の皆さんと意見交換