昨日は決算委員会終了後、世田谷区の杉田区議の支部会に出席しました。
矢野元委員長のこと、長寿医療制度、ムダ・ゼロの取り組み、青年局の取り組みについて報告し、あとは質疑応答の時間としました。
最近の質問会では、壮年の方が真っ先に質問されることが多くなっています。正確には質問というより、党は何をやっているんだというお叱りです。
昨日も、「国会議員はあんたも含めてまったく信用できない!」といきなりの叱責でした。昼も夜も食事する時間もなく駆け付けた会合で、初対面で信用できないと大勢の前で言われると、内心、悲しい思いもするのですが、言わんとすることはよく理解できます。私だってもし議員でなければ、きっとそう思っているに違いない政治状況だからです。
公明党議員は無条件に支持者から支援してもらえることは、これまでも、そしてこれからもありえません。
公明党の政策は、官僚や地方自治体の理屈で考え過ぎてはいないか、と別の懇談会で指摘されました。もっと現場の声を聞けと。たとえば後期高齢者医療制度やその財源について支持者にアンケート調査するとか。
関連する話として、杉田区議は、昨日、参加した党員の皆様に、杉田区議の当選後1年経っての評価についてアンケート調査(理念や政策に数字の評価をいれる)をおこないました。無記名で第三者が評価を集計・分析するものです。
政党のマニフェストのように、国会議員含め各議員も、支持者・有権者から評価をしていただくことがこれからは大事な時代になってくると思いました。その際、忌憚ない評価をいただくことが大事です。「マニフェスト進捗率99%」という自己評価を宣伝しても、有権者は反応しません。他者からの評価を重ねて、最終的に選挙という公的な審判をあおぐのです。
次の選挙に向けて政策作りが党内で進んでいます。今日もある党内会合で、学者や業界団体からヒアリングをして政策をまとめていきたい旨を発言する者がいました。
関連分野に携わっている支持者から意見を聞くべきだと私は言いましたが、それでも個別の問題になり全体像を見渡す意見を言える人がいないなどと言う者がいました。
政策を効率よく作る目的であれば、役所や業界団体からヒアリングするのが手っ取り早い。しかし、政策は選挙で訴え共感してもらわないといけないわけで、その点、党中央にいるスタッフの認識は非常に甘い。今、従来の公明支持者が公明党をもう支援しないと言わざるを得ないほどの危機的な状況なのに。
少なくとも青年局が発表したユースポリシーは、昨年末から各都道府県やもっと小さい単位で青年の支持者の皆様と懇談会を重ね、また党本部ではいろいろな業界で働く方の生の声を聞き、さらにホームページ上で政策を公募し、地方議員さんとともに作り上げてきました。それでも青年の心をどこまでつかめたかは分かりません。
しかし、そうした現場からの意見を聞く積み重ねでしか、活路は開かれないのではないかと思います。
青年局から党を変えていきます!公明党なら信用できると言っていただけるまで、自分自身も生まれ変わってがんばってまいります。
(谷あい)
現場から意見を聞くこと、現場から評価を頂くこと