神戸市漁協組合を訪れた。先日起きた明石沖の船舶衝突事故に伴う漁業被害の状況を聞いてきた。
奥に見えるのが明石海峡大橋で、事故現場の近くである。
3月はのりの生産シーズンですが、沈没船から流出した油がのりに付着したことで、全面廃棄という苦渋の決断を強いられた。
3月5日の事故であるが、今もなお、現場海域では油が浮く。
漁業者にとって、「事故ではなく災害である」というのが現場を訪れての感想である。
ただいまのところ漁師になんの落ち度もないが、船主責任保険も漁業共済制度も被害額(神戸市漁協でのり9億円分被害)を大きく下回っている。
明日の予算委員会で現場の声を届けることを約束した。
(谷あい)
のりの被害状況を確認 - 明石海峡船舶衝突事故