午前中、参議院本会議が開かれる。薬害肝炎救済法は全会一致で成立するも、給油支援特別措置法は否決された。民主党対案の特別措置法は極めて場あたり的なもので、社・共にも反対されたが、2票差で成立してしまった。本会議で討論に立った民主党議員からは、政府案のどこが論理的におかしいとか、民主党案の正当性はまったく聞かされずじまい。あまりにお粗末な討論に他の野党議員からも失笑される始末。民生支援をうたってはいるが、NGOなどの活動を一年間の時限立法でしばるのは、民間活動の自主性、主体性、機動性を損なう本末転倒の発想だ。そもそも法律がなくても人道支援は継続されている。政策的に本気で政府案がダメで、民主案が素晴らしいと思っている民主党議員がいるとしたら、名乗り挙げて欲しいぐらいだ。
また、本日は原爆症認定基準について、原告団から陳情を受けた。午後には舛添大臣への陳情にも同席した。詳細はまた記そうと思う。
神戸に向かう車中にて。
(谷あい)
あまりにお粗末な民主党