(総理申し入れ)
(官邸での記者会見。いわゆる「ぶら下がり」)
本日はさらに、原爆症基準見直しについて与党PTの代表メンバーとともに福田総理と面会いたしました。
先日まとまった与党PTの提言について説明し、被爆者救済の視点で基準見直しを最終判断して欲しい旨を訴えました。
会談の中で印象的だったのは、総理の口から、「戦後60年も過ぎ今もなお裁判が続いている。時代も変わった。行政も政治家も変わらないといけない」とあったことです。地裁判決で国側敗訴が6度続いているのに、控訴をしていること自体に疑問を呈されていました。
与党PTは被爆者の立場にたった案を取りまとめていただいたと、とりわけ原告側から、高く評価していただいています。今回の見直し案に添って、政府には新基準をつくっていただきたいと要求します。被爆者の平均年齢も75歳を超えており、今も続く集団訴訟の争いが近く解決していくことを私自身祈っています。
(谷あい)
福田総理と面会 - 原爆症基準見直しで