11月14日付けの公明新聞4面に掲載されている「ヤングホームページ」の記事をアップしました。
以下、公明新聞の記事を転載します。
(東京事務所)
“次の戦い”に大勝利するための党青年局の新たな取り組みが、いよいよ本格始動する。そこで谷合正明青年局長に今後の青年局の活動について話を聞くとともに、青年局として全力を挙げて取り組む「若者の雇用対策の推進」や「青年の声を政策に反映させる活動の展開」について紹介する。
今後の活動について谷合青年局長に聞く
拡大の先陣切り真剣勝負で
「1人の人間が水路を掘り、1000人の人間がそれを利用する」とのウズベキスタンの格言にある通り、青年局に課せられた使命は「水路を掘る1人」になることであると決意しています。
将来の希望を見いだせずにいる現代の青年たちのために「青年のための党」として、存在感を発揮し、党勢拡大の先陣を切って、真剣勝負で戦ってまいります。
私は「調査なくして発言なし」との信念から、昨今、話題となっているネットカフェ難民の実態を調査するため、ネットカフェに宿泊してきました。宿泊費用は一日平均800円という調査もあります。
ネットカフェにはシャワー室や歯ブラシの販売など「宿泊者の存在」が経営の前提となっていますが、毛布などは一切なく、朝、目が覚めてもすっきりしません。
しかし、それすら払えず、コーヒー1杯で24時間営業のファストフード店で一晩明かす若者もいるというのが実態です。
そこで青年局では、ヤングタウンミーティングの開催や、各業種別の青年との懇談会などに積極的に取り組んでまいります。
また、10日より、青年局の国会議員5人による「青年局ブログサイト」を立ち上げました。青年局では毎週、若者の街・秋葉原で街頭演説会を行っていますが、先日、鰐淵洋子参院議員がハンドマイク片手に訴えた模様はブログにもアップされています。
さらに、12月に「第2回全国青年局長会議」を開催し、青年局が一丸となって若年の雇用対策、青年の声を政策に反映していく活動を展開してまいります。
よこはま若者サポートステーションを訪れ、就労の実態を聞く谷合青年局長(右)ら=5日 横浜市
『雇用対策の推進に全力』
『若者サポートステーション 実態調査など実施』
青年局は「就職氷河期」に非正規雇用者となった若者の増加が大きな社会問題となっていることから、若年の雇用対策の推進に全力を挙げる。
この取り組みは、党の雇用格差是正対策本部の活動とも連携し、正社員並みに働いても、年収が生活保護水準(200万円程度)しか得られないワーキング・プア(働く貧困層)や年長フリーターなどの雇用問題に真正面から取り組み、若者の雇用改善をめざす。
具体的には、公明党の推進で設立された全国50カ所の「地域若者サポートステーション」の現場視察や実態調査を丁寧に行い、そこから見えてくる課題や改善すべき点を浮き彫りにし、来年度から100カ所に倍増させる政府計画に反映させていく方針だ。
また、各地域の青年団体などとも意見交換を行い、青年経営者の意見に耳を傾け、青年の目線から政策実現をめざす。
若者の街・秋葉原で公明党をアピールする鰐淵参院議員=9日
『青年の声を政策に反映』
『タウンミーティング開催、訪問対話など展開』
このほか青年局は、幅広い青年層の“生の声”を政策に反映するための活動を推進していく。
具体的には、各地の青年と率直な意見交換を行うための「青年局懇談会」を各地の青年局が開催し、若者の雇用の実態や、地域の活性化策などについて直接、声を聞く活動を展開する。
また、青年支持者に対する訪問対話運動を積極的に推進し、青年の声にしっかり耳を傾ける取り組みを強化する。さらに、17日には、党雇用格差是正対策本部とも協力し、雇用の問題をテーマにしたタウンミーティングを開催する計画だ。次代を担う青年が抱える課題に敏感に反応し、迅速に問題の解決に対応できる青年局をめざす。
(2007/11/14付 公明新聞より転載)