今日昼前、ストッキ・アルベルトさんの鳩山法務大臣への終身刑導入のための申し入れが実現いたしました。アルベルトさんは奥さんと娘さん(次女)を放火によって亡くされた方です。その放火犯は無期懲役となりました。無期懲役の場合、実態として、20数年を超えると仮釈放が与えられるようです。
日本の刑法上、死刑と無期懲役の格差があまりに大きいことから、終身刑導入を訴えられており、バイクで全国をまわり署名活動をされてきました。
アルベルトさんの活動を支援する方が岡山にいまして、アルベルトさんの話をぜひ聞いて欲しいという相談が岡山の吉田県議に寄せられました。昨年のことです。そのとき、私も同席いたしました。その後、公明党の終身刑導入プロジェクトチームの荒木参議院議員に会っていただきました。法務大臣に直接要望したいという熱意に私どもも動かされ、今回の大臣要望につながったわけです。
アルベルトさんと長女さんは今回の会見、本当に喜んでおられました。大臣が亡くなった奥さんと娘さんの写真に向かって合掌されていたことに大変感動されていました。大臣の方からは早急に省内で研究を開始したい旨のお話がありました。また犯罪被害者の立場にたった裁判制度をつくるべきであると言及されました。
写真はその後、私の事務所で懇談した折に撮ったものです。
本当に今日は良かったと思います。立法府である国会に働きかけるアルベルトさんの個人の取り組みに敬意を表したいと思います。それにしても取材のカメラがものすごく多かったです。アルベルトさんがこれまで各県の地方紙やテレビ局に訴えてこられてきたからでしょう。
(谷あい)
ストッキ・アルベルトさんの大臣要望が実現!