「人間らしく生きることも、人間らしく死ぬことも許されなかった」
とても心に残った原爆被爆者の叫びだ。
今日は初めて8・6広島平和記念式典に参加。
昨日、今日と関連行事に出席しましたが、特に昨日は、安倍総理と被爆者の代表との懇談会に、私も党原爆被爆者対策委員会委員長として同席しました。小泉総理以来6年ぶりの懇談となった会合で、総理の発言に注目が集まりました。焦点は原爆症認定基準のあり方(現在、国は認定訴訟で6連敗中)。総理の発言を必死でメモをしていましたが、「専門家の判断のもとに見直すことを検討してまいりたい」と踏み込んで明言されたときは、心の中で喝采しましした。
会合後、同席した各党代表国会議員に、「裁判に行政が口を出せないが、それとは別に国として何ができるかを考えていく」と再度総理からありました。原告団の顧問弁護士の方も踏み込んだ発言に対し、大変好意的な見方を示されていました。
1年以内に基準づくりを進めていくのが厚生労働省の意向のようですが、今後与党PTを早期に立ち上げて政府の動きを後押ししてまいりたい。
(谷あい)
【ブログ】一歩前進の成果 - 総理と被爆者代表との懇談会