先日(17日)、太田公明党代表を初めて岡山に迎えての街頭大演説会がありました。岡山会場と倉敷会場に駆けつけた党員・支持者の皆様の数、合計なんと1万人!お暑い中、県下からお集まり下さいました皆様、本当にありがとうございました。夏の政治決戦、必ずや皆様の真心にお応えしてまいります。
さて、話題は変わりますが、首都圏で猛威を振るった10代~20代の成人麻疹(はしか)が、今も全国各地に拡大して大学や高校の休校が相次いでいます。感染した若者は、ワクチンを一度打ったにもかかわらず十分な免疫が獲得できなかったか、または未接種によって免疫を獲得していないケースがほとんどです。
しかしながら、ワクチンの在庫量は限度があり、また増産も容易でないため、成人の場合、予防接種をしたくてもできないのが実情です。
我が国のはしか対策は、先進国の中でも大変に遅れています。世界保健機構(WHO)によると、日本の発症例は2位のフランスを倍近く引き離し、「はしか輸出国」と批判されています。
2001年のはしか大流行では小児のはしかが問題となり、その結果、2006年から予防接種法が改正され、2回の「定期接種」となりました。しかしそれ以前の世代は、1回の接種しかしておらず、免疫が十分に獲得されていないことが今回の大流行を引き起こしたと指摘されています。
緊急対策はもちろんのこと、中長期的に対策を打たなければ、来年以降同じことを繰り返す可能性もあります。公明党青年局としても、今後のはしか集団感染の拡大防止策とともに、「はしか発生ゼロ」を目指す抜本的対策を、政府に訴えてまいります。
(谷あい)
【ブログ】急がれる若年層のはしか対策