本日、朝一番の飛行機で上京。参議院の国会対策委員会の会合後、党内の北朝鮮核実験対策本部の会合に出席しました。国会内では、急遽、衆参ともに本会議で北朝鮮制裁決議をする運びとなりました。予定されていた予算委員会も外交を集中テーマにするなど、あわただしく国会は動いています。
前日には、北朝鮮の核実験実施発表に対する与党声明が発表されました。「国際社会の共通の脅威」、「国連憲章第7章に基づく制裁決議」、「わが国独自の経済措置」などのポイントが盛り込まれていますが、わが国としての毅然とした非難メッセージを即座に発することが重要であります。ただし、報道でもわかるように、これ(実験)が事実かどうかということを確かめることは、まだ時間がかかりそうです。
国土交通関係でも、「特定船舶の入港禁止」について、その対象を貨客船(マンギョンボン号)から貨物船に拡大するのか、できるとしたらどのくらいの規模でできるのか(すべての北朝鮮籍の船を対象にするのは対応が困難という側面もある)を検討していくことになります。
この臨時国会の緒戦は、対北朝鮮問題が中心になる模様です。
今から、大学で同じ学科だった友人たちに会いにいきます。
(谷あい)
【エッセー】北朝鮮の核実験 - 非難決議へ