いよいよ明日より国会が始まります。公明党も自民党もそして内閣も新体制で臨む国会です。私自身、初心に戻り、国政の諸課題にぶつかっていく所存です。
さて、先週の土曜日には、岡山で故橋本龍太郎元総理の追悼式典が執り行われました。8月の東京武道館での葬儀に続くものですが、私も岡山関係国会議員として出席いたしました。
私が議員になったのが、2年前の夏。その後、元総理とは、東京や岡山で何度かお目にかかりましたが、個人的には党岡山県本部の新春の集い(昨年2月)が印象に残っています。
当時、私は式の中で、党の青年局議員で青年政策を策定していることを申し上げました。
その後、元総理があいさつの中で、「青年局の議員が結束して政策をつくる。その中にはあの御本の中に流れているものをうまく取り込んでいただくことが出来るだろうか。」、「あの(本の)中に流れている、本当にぬくもりというものをうまく(政策に)入れていただくことが出来ないか。この場を借りて、そんなことをお願いしたいなと思いました。」と、公の場で言われました。
あの御本とは『香峯子抄』(党創立者池田先生の奥様)のことで、子育てのエピソードを取り上げての発言でした。
当時は(今もそうですが)子どもを巻き込んだ残虐な事件が続いていたときでした。
子どもが犠牲になる事件は本当に辛いです。自分に子どもができて、余計にその辛さが身にしみます。
本日の自公の連立政権合意では、教育改革の推進などが重要政策の課題として掲げられましたが、国民の真の幸福のために、与えられた責務を全うしてまいります。
(谷あい)
【エッセー】いよいよ秋の国会がスタート - 元総理のことば