先週、NPO法人ジェンの事務局長をしている木山啓子さんにお会いしました。ジェンは、AMDAと同様、世界各国の紛争地域に人道支援を展開しているNGOです。私が訪れた日もちょうど、レバノン南部にスタッフが派遣される日でした。
木山さんは、「日経ウーマン」が選定する「ウーマン・オブ・ザ・イヤー2006」に選ばれ、また「日本版ニューズ・ウィーク」(2006年6月28日号)でも「世界が認めた日本人女性100人」に選ばれたところです。
私は以前からお名前は知っていたので、いつかゆっくり時間をとって、お会いしたいと思っていたところでした。
NGOを活用することの戦略的重要性や、NGOの認知度をもっとあげること、NGOが国内活動(特に中山間地域)にも目を向けることなど、ざっくばらんに話し合いました。私からは、NPO・NGOがもっと活躍できる日本社会をつくっていきたいと、木山さんに申し上げました。
自然体でさりげなく、しかしステレオタイプな生き方ではない木山さん。過去に生きる人でなく、現在に生き、未来に向かっているそういう方です。
(谷あい)
【エッセー】世界が認めた日本人女性