東京都看護協会主催の両親学級に行って来ました。妊娠8ヶ月前後の妊婦さんとその夫が対象で、分娩から育児までをテーマにした実技講習を数回に分けて受けるものです。当日は、20組40人のプレママ・プレパパが参加しておりました。実は私も当事者として出席したのです!地元の岡山で開かれる両親学級とかいろいろ問い合わせてみましたが、仕事の合間を見つけて参加できるのが、この日だけでした。しかも、どこも予約で一杯なんです。岡山市主催のものはすぐに予約が一杯になりました。育児に関する関心の高さを感じましたが、一方でその実施数が圧倒的に少ないのも現状です。供給が需要に追いついていないのです。土日以外の開催や、開催にあたり公費助成なども積極的におこなう必要があると思いました。特に両親学級に参加した男性の場合は、実際の育児への意識も一層高まるのではないでしょうか。欧米に比べ、日本の男性は育児に対する意識、協力が低いと指摘されていますが、両親学級の普及はその意味で大切ではないでしょうか。
さて、この日受けた実習は、赤ちゃんのからだ、赤ちゃんのお風呂についてでした。写真は人形を使っての沐浴の練習です。どうです、ぎこちない手つきでしょう。。。人形もだいたい3~4kgとリアルな重さと形をそなえたものです。慣れない姿勢で、私は腰が痛くなってきました。。。職業柄、なかなか思うように育児の時間が取れないかもしれませんが、育児の苦労を知りながら、国の子育て支援策をより充実したものにしていきたいと思います。
(谷あい)
【エッセー】子育て両親学級に参加—-沐浴にチャレンジ!?