25日の参院災害特別委員会で公明党の谷合正明氏は、福岡県西方沖地震災害への対応策などについて、政府の見解を聞いた。
谷合氏は、公明党の「3.20福岡県西方沖地震災害対策本部」のメンバーが地震発生の翌21日、被災地である福岡市内や玄界島で現地調査を実施し、22日には政府に緊急申し入れを行った経緯などを報告。
特に玄界島の住民から、(1)仮設住宅の早急な設置(2)玄界小学校の移設(3)がれきなど災害廃棄物搬出への支援(4)漁業者への支援――などの声が多く上がっていると述べ、「被災者の声に耳を傾け、被災者の望む支援をきめ細かく実施すべき」と強調。今回の地震に対する村田吉隆防災担当相の見解を求めた。
村田防災担当相は「あらゆる施策を講じて支援したい」と述べるとともに、公明党の要望事項についても「真剣に検討していきたい」と応じた。
また谷合氏は、政府の地震調査委員会が公表した「地震動予測地図」などに触れ、地震防災に関する意識啓発活動への積極的な取り組みを求めた。
(公明新聞より転載)
【活動記録】福岡県西方沖地震について質問—-被災者の声に耳傾けよ